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エイジフレンドリー 補助金 2025

エイジフレンドリー補助金|2025年度の変更点や申請方法など

エイジフレンドリー補助金は、中小企業事業者を対象とした補助金です。
エイジフレンドリーという言葉には「高齢者の特性を考慮した」という意味があり、補助金申請にあたっての高齢労働者は60歳以上のひとを指します。
今回は、2025年度の変更点や申請方法などを中心にみていきます。

エイジフレンドリー補助金の4つのコース

エイジフレンドリー補助金には4つのコースがあります。
2025年度の変更点も合わせてみていきます。

  • 総合対策コース
  • 職場環境改善コース
  • 転倒防止・腰痛予防のための運動指導コース
  • コラボヘルスコース

なお、エイジフレンドリーという名称からは、高齢労働者を雇用する事業者だけが対象になるような印象を受けるかもしれません。
しかし、転倒防止・腰痛予防のための運動指導コースとコラボヘルスコースの申請には、高齢労働者の雇用は要求されません。

総合対策コース

総合対策コースは、2025年度に新設されたコースです。
(1)高齢労働者が安全に働くためのリスクアセスメントを受ける費用、(2)リスクアセスメントを踏まえて対策を実施する費用が補助対象です。
(1)と(2)それぞれに申請が必要で、(1)のみを実施した場合でも補助対象になります。

職場環境改善コース

高齢労働者の身体能力の低下を補うための設備や装置の導入などにかかる経費が補助対象になります。
2025年度は、コース内に熱中症予防対策プランが新設されました。
つまづき防止のために段差を解消したり、重量物を搬送するためのリフトを導入したり、熱中症予防のために体温を下げる機能がある服を導入したりする費用が補助されます。

転倒防止・腰痛予防のための運動指導コース

転倒や腰痛を予防するための専門家による身体機能のチェック、運動指導にかかる費用を補助します。
2025年度の変更点として、転倒防止と腰痛予防の申請様式が分かれました。
また、運動指導が対面での実施に限られ、オンラインでの開催は不可となりました。

コラボヘルスコース

コラボヘルスコースは、協会けんぽなどの医療保険者と事業者が連携して、労働者に対する健康づくりを効果的・効率的に実行する取組が対象になります。
健康教育や研修、健康スコアリングレポートや事業所カルテを活用するためのシステムの導入、栄養・保健指導などの取組が補助対象です。

エイジフレンドリー補助金の申請方法

申請書類は、厚生労働省や申請先である一般社団法人 日本労働安全衛生コンサルタント会のホームページでダウンロードできます。
申請書類に必要提出書類の一覧が記載されています。
コースごとに提出書類が異なるので注意してください。
申請書類は、郵送または宅配便での送付が必要で、メールでの申請はできません。

まとめ

今回はエイジフレンドリー補助金について紹介しました。
補助金には申請受付期間があります。
2025年度は5月15日から10月31日までですが、予算額に達した場合は途中で終了することがあります。
締め切りになって申請の機会を逃さないためにも、補助金申請のサポートはアイル行政書士事務所に早めにご相談ください。

当事務所はこのほかにも【エイジフレンドリー 補助金 2025】の案件を多く取り扱っております。
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