Knowledge基礎知識
補助金の受付が早期終了する理由とは?注意点を確認しよう
補助金や助成金の制度があることは知っているものの、手続きに手間がかかること、1年を通して受け付けているものが多いことから、後回しにしてしまいがちです。
しかし、いざ申請しようと思った時、すでに受付が終了していたという場面に直面した方が多くいらっしゃることでしょう。
これを避けるために、今回は補助金や助成金の受付に関する注意事項についてお伝えしていきます。
受付開始時期と締切日を確認する
補助金や助成金の受付開始時期は、1月~4月に集中しています。
経済産業省が行っている小規模事業者持続化補助金は例年1月の中旬から公募要項が公表され、受付が開始されます。
厚生労働省が行っている働き方改革推進支援助成金は、例年4月中旬から申請の受付が始まります。
また、補助金や助成金には、複数回受付期間を設けているものがあります。
上に挙げた小規模事業者持続化補助金では、1年を通して、十数回、受付期間があります。
経済産業省の中にある中小企業庁が行っているIT導入補助金は、例年2月の中旬から受付が開始されますが、3月~5月の間に3~5回に分けて締め切り日を設定しています。
このように、補助金や助成金にはそれぞれ受付期間・締め切りがあるので、まずはこの認識を持っておくことが大前提です。
補助金の早期受付終了が起こる理由
補助金・助成金はあらかじめ公募要項が公表され、これに基づいて手続きを進めていきます。
では、なぜ早期受付終了という事態が発生するのかというと、支給するための予算が尽きてしまったというのが大きな理由です。
補助金・助成金は国会で予算案を審議され、可決した金額の範囲内で支給を行います。
そのため、申請件数や申請金額が多くなると、当初想定していたものよりも早く予算が尽きてしまいます。
予算が完全に尽きてしまうと、申請したとしても支給するお金が当然ないため、補助金や助成金を交付することができません。
過去に、このようなトラブルが発生した事例もあり、関係各所は対応に追われました。
その教訓から、早めに受付を終了するようにしているのです。
補助金・助成金サポートは、アイル行政書士事務所にご相談ください
今回は補助金・助成金の早期受付終了にかかわる情報をお伝えしました。
補助金・助成金を求める事業者は多数存在します。
補助金や助成金の支給については、早めに検討し申請することをおすすめします。
補助金・助成金に関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にアイル行政書士事務所までご連絡ください。
当事務所はこのほかにも【補助金 早期終了 注意点】の案件を多く取り扱っております。
お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください!
お気軽にご相談ください!